こんにちは!
今日はいい事例を一つ紹介。
ある薬局で、在宅での訪問薬剤管理指導を始めることになりました。
薬局が行う在宅訪問薬剤管理指導は、
薬局まで来ることが困難だったり、自宅で自力での服薬が上手くいかない方に対して、
ご自宅で薬局スタッフが服薬を支援するサービスです。
今回の患者さんは認知症の患者さん。なかなか自力での服薬管理が難しい方です。
「いつ飲んでいいかわからなくなってしまう。」「飲んだか飲んでないか分からなくなってしまう。」
そんな方にどうしたら安全に安心して服薬を続けてもらえるか・・・
そんな問題に導き出した答えがこれです!
じゃーん!!どうですか?
スタッフが発想した、名付けて「おくすり日めくりカレンダー」!!
いわゆる一般的なお薬カレンダーやお薬BOXもありますが、それでも患者さんからするとマス目が多く困惑してしまう、今日が何曜日か忘れてしまうという問題があり、そんな悩みを解消するために、よりシンプルにしたお薬日めくりカレンダーです。
このお薬日めくりカレンダーにしたところかなり順調に服薬できているようです。
「たまに飲んだか飲んでないか分からなくなるけど、このカレンダーを見て、飲んだか飲んでないか確認する。そうすると薬局さんの顔も思い出すよ。」
なんてうれしいこと言葉も。
しかもこれ、薬剤師がどうしようかなぁって悩んでいたところに、非薬剤師スタッフがアイディアを出して実現したそうです。
薬剤師の資格の有無に関わらず、
相手のことよく見て、相手の立場に立って、
何が相手に合っているかを考える。
そんな思いやりをカタチにした良い事例でした。